梅雨の時期に知っておきたい傘の雑学
今週のお題「傘」ということで、本日は「傘」をテーマに記事を書いていきます。
傘は子どもからお年寄りまですべての年代の方が使います。年代ごとに様々な思いでがあるのではないでしょうか?子どもの頃はゴルフの真似をして遊んだり、中高生では相合傘をして相手に雨がかからないようにして自分がずぶ濡れになったりしたと思います。大人の方であれば自分のビニール傘がどれか分からなくなるといった経験をされた方は多いのではないのでしょうか?そんな誰でも使っている傘の雑学をご紹介したいと思います。
●傘の歴史
傘はいつ頃からあったのでしょうか?
なんと傘は約4000年前からあったとされ、日傘として使用されていたそうです。今では、傘は雨の日に使うイメージが強いですが日傘の方が誕生は早いです。むしろ18世紀くらいまでは雨の日に傘を差すと笑われたみたいです。ですが、ある一人の男性が笑われつつも長い月日差し続けた結果、受け入れられるようになり現在のように雨の日に傘を差すことが定着しました。
ちなみにバッグ等にしまえる折り畳み傘ですが、誕生は1928年にドイツで発明されクニルプスというメーカーで製造されました。まだ、折り畳み傘が発明されて100年程度ということですね。
●傘にまつわる故事・ことわざ
みなさん傘にまつわる故事・ことわざはご存知でしょうか?なかなか思いつかないと思いますがいくつかありますので、ご紹介します。
濡れぬ先の傘
意味:失敗しないように前もって準備をしておくことのたとえ
転ばぬ先の杖や備えあれば憂いなしと似た意味となっているので、先にこの二つを思いつく方が多いのではないのでしょうか。濡れぬ先の傘は手回しよく傘を用意することで雨に濡れないという由来となっています。
姉は菅笠妹は日傘
意味:姉妹でも嫁ぎ先によって境遇の差がでること
菅笠とは農作業でかぶるスゲで編んだ笠で日傘は盛装などの時にさす日除けの傘。嫁ぎ先によって菅笠をかぶりせっせと働くか身なりを飾って外出するといった境遇の差が出ることが由来です。しかし、貧困だから不幸というわけではなく、あくまで幸せかどうかは本人が決めるものです。
傘寿
意味:80歳
漢字を分解すると八十に見えることが由来です。他の年齢にも長寿祝いがあり
還暦:60歳 古希:70歳 喜寿:77歳
米寿:88歳 卒寿:90歳 白寿:99歳
百寿:100歳 茶寿:108歳 皇寿:111歳
大還暦:120歳
となっています。
最後に
いかがでしたか?意外と知らないことも多かったのではないでしょうか?
傘はいざという場面で役立つので折りたたみ傘をカバンに忍ばせておくと安心ですね。
私は、最近折り畳み傘で開けるのはもちろんのこと閉じるのもボタンで出来る傘を知りました。車に乗り込む際などワンタッチで閉じることが出来るので重宝しています。
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